吉祥寺の飲食店主が五輪開催に苦笑い「大勢押しかけるなんて無茶」
2021年6月12日 16時5分 NEWSポストセブン
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/20356407/
ざっくり言うと
東京五輪のパブリックビューイング会場を巡り、著作家がレポートした
会場予定とされた井の頭恩賜公園付近の飲食店店主は、苦笑いも
「吉祥寺って狭い」「オリンピックで大勢押しかけるなんて無茶」と話した
(抜粋)
市が中止を訴えたのはいいね、やっぱりいい街だよ
まったくもって無茶苦茶、日本の一般国民はこのコロナ禍、ごく一部の変な輩を除けばよく耐えている。大半の一般国民は協力もしているし約束も守っている。それなのに政府や自治体の態度は「お前らが出歩くから」「お前らが遊ぶから」「お前らが酒を飲むから」というコロナ禍の責任を一般国民にエビデンスもなく全転嫁、そのうち「お前らが働くから」コロナが収束しないとでも言いそうだ。そのくせオリンピックだけはパブリックビューイングで井の頭公園会場だけでも2万人集めるというのだから正気の沙汰ではない。自粛しろ、家にいろ、でもオリンピックは集まってよし、これが日本の方針だ。
「コロナ(禍)でそんなのに来る連中なんてろくな人じゃないでしょ、それが何万人も来るなんて迷惑だよ」
コロナ禍なんてへっちゃらな”パリピ”がオリンピックだウェーイと万単位で集結する恐怖。ましてパブリックビューイングの予定開催期間は長く、オリンピック期間の7月23日から8月8日の11:00~18:00とパラリンピック期間の8月24日から9月5日の同時刻を予定している。こんな長い期間にパブリックビューイングを強行するわけで、ある意味被害者の武蔵野市が中止を要望するのは当たり前の話である。逆に三鷹市は中止を求めていない(6月10日時点)。この辺、自治体の力の差もあるのだろう。
「でも三鷹(市)は責められないよ。吉祥寺だって一枚岩じゃない。店はどこも苦しいからね、たくさんお客さんが来てくれるからって歓迎してる店もある」
集客が見込めるなら歓迎する店があるのもまた当然の話――店主の飲食店のことではないが、この吉祥寺にも、要請を無視して酒を出している店はある。時短をのらりくらりと守っていない店もある。6月1日以降、吉祥寺に限らず日本中の声なき声が無言の抗議を日常行動で示している。野外を出歩くな、酒飲むなというくせにオリンピックは、パブリックビューイングは安全なんて、誰が納得するか。