新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しているインドで、致死率の高い真菌感染症「ムコール症」の患者が急増し、複数の州がエピデミック(感染流行)を宣言する事態となっている。
インドで広がっている極めてまれな真菌感染症「ムコール症」の致死率は50%と高く、眼球や顎の骨を切除しなければ助からない人もいる。
同国ではここ数カ月で、新型ウイルスから回復した人や回復期にある人を中心に、数千人のムコール症患者が確認されている。
医師たちは新型ウイルス治療に使用されているステロイド剤との関連性を疑っている。
糖尿病患者は特に感染リスクが高く、新型ウイルス感染症COVID-19から回復してから12~15日後にムコール症を発症するとみられると、医師はBBCに語った。
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https://www.bbc.com/japanese/57196845