新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたヴェトナムは30日、最大都市ホーチミンで大規模なウイルス検査を開始する方針を示した。大規模検査と社会的距離の確保に関する新対策で、感染流行を抑え込む方針だ。
ヴェトナムは新型ウイルスの感染を比較的抑えていたが、ここ数週間で感染者が増加している。
これまでに確認された感染者7000人強のうち、半数以上が最近の急速な流行拡大によって感染している。死者は47人にとどまっている(米ジョンズ・ホプキンス大学調べ、日本時間31日午後時点)。
29日には保健当局が、イギリス型とインド型の両方の特徴がみられる「非常に危険な」混合型の変異株が国内で発見されたとして、警戒を呼びかけた。空気感染しやすいという。
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当局は感染リスクの高い人たちを中心に、1日10万人のペースでウイルス検査を進める方針。
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https://www.bbc.com/japanese/57303784