路線バス走行中に乗客「何か臭いにおいがする」、停車後に出火し全焼
23日午後2時30分頃、奈良市帝塚山の「帝塚山四丁目」バス停に停車中の奈良交通の路線バスから出火、バスを全焼した。乗客6人と運転手にけがなどはなかった。
奈良西署などによると、バスは帝塚山住宅発東生駒駅行きで、走行中に乗客から「何か臭いにおいがする」と申し出があり、運転手がバスを止めて確認すると、後方のエンジンルームから煙が出ていたため、乗客を避難させた。
同署によると、最後部の配線が集まった部分が激しく燃えていたといい、原因を調べている。奈良交通によると、運行前、バスに異常はなかったという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210523-OYT1T50169/