《なぜランナーが自分で募金をするの》
《チャリティーランって、そう言う事なのか? 意味がわからん》
視聴者からは疑問の声が多数噴出し、評判は散々だったという。企画のテーマが定まらないうえに、マラソン放送としても厳しいものがあったようで、
「トラックを周回する彼女たちに画(え)的な変化がなく、単調になってしまっていました。競争するわけでもないので見ていた人はつまらないと思ったでしょう。日テレもその回の盛り上がらなさについては自覚的で、局内では箱根駅伝の予選でもやった方がよかったんじゃないか、なんて自嘲気味な冗談も出ていました。ただ、今年もランナーはすでに決まっています」(日本テレビ関係者)
動く数十億円の広告費
緊急事態宣言がいつ解除になるかわからない状況で、同番組が強行されることに非難の声が出ているのも事実だ。今年は去年以上の感染対策を取ることが必要となるのは当然のことだが、
「走者は決まっているのですが、緊急事態宣言も解除されないままに、まだ“マラソン企画”をどのようなパッケージにするか定まっていない。内定したランナーたちは“もうそろそろ練習を始めなくてはいけない”という状況なので、放送3ヶ月前になってもなかなかどのような距離・場所を走るのか決まらないこの状況に困惑しているそうです」(同・日本テレビ関係者)