建設アスベスト訴訟 規制怠った国の対応は「違法」 最高裁が初判断
建設現場でアスベスト(石綿)を吸い込んだ元建設作業員と遺族が、国と建材メーカーに損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)は17日、規制を怠った国の対応を違法と認め、「違法状態が続いた1975~2004年の被害に賠償責任が生じる」との初判断を示した。全国で1000人以上が同種訴訟を起こしており、国が検討中の和解案に影響を与えることは必至だ。【近松仁太郎】
毎日新聞 2021/5/17 15:22(最終更新 5/17 18:52)
https://mainichi.jp/articles/20210517/k00/00m/040/096000c
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