中国のマンションで充電中の電動スクーターが原因の火災が起きました。中国では同様の火災が相次いでいて、社会問題となっています。
マンションの一室から火の手が上がっています。
13日に河南省で発生したこの火事について、中国メディアは充電中だった電動スクーターのバッテリーが発火したと報じています。
10日には四川省で赤ちゃんを含む5人が乗るエレベーターで電動スクーターが発火し、複数人がけがをしました。
中国では通勤や配送業務で電動スクーターの利用が急速に広がるなか、同様の火災が相次いでいて、当局は屋外でバッテリーの充電をすることなどを求めています。
一部の建物では電動スクーターを建物の中に入れないよう自動で車両を検知して扉が閉まらないようにするエレベーターなども登場しています。
また、国営中央テレビに出演した専門家は「大量に流通している安価で質の悪いバッテリーを取り締まる仕組み作りも必要だ」とも指摘しています。
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