爆笑問題・太田光、コロナ禍で自らに課した役割「テレビでは、”希望”を伝えたい」 ID:x49UoYR1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2021/05/01(土) 11:54:40.81 ID:x49UoYR1

「テレビは結構影響力を持っちゃってる気がする。もう伝わり過ぎちゃうから。だからコロナへの恐怖心は必要なんだけど、どこか『希望』っていうか『何とかなるでしょ』っていう雰囲気にはしたいとはいつも思ってる」
そう答えるのは爆笑問題の太田光さんだ。
4月18日(日曜日・午後9:00〜)には爆笑問題がMCを務める「NHKスペシャル 新型コロナ 全論文解読2〜AIで迫る 終息への道〜」が放送される。昨年11月に放送され、大きな反響を呼んだ番組の第二弾だ。これまでに発表された新型コロナ関連の全論文を人工知能=AIシステムで解析し、その結果をもとに、新型コロナと今後どのように向き合うべきかを考える。
番組の放送を前に、メディア人としての“自身”の役割や、アフターコロナの社会の展望について聞いた。

――メディアでコロナの話題をすることに、難しさを感じられたことはありますか?

難しいなと思いますよ。ずっと、もう最初からね。日本ほど毎日コロナの話題をワイドショーで放送して、みんなが注目して見る国は、なかなかないと思います。そういう意味では、テレビが結構影響力を持っちゃってる気がするんですよ。特に高齢者は、テレビをよく見ていますから。

――太田さんはコロナの感染拡大が始まった当初、テレビで「それほど恐れることはない」と言ったことについて、「もしかしたら私の言葉が、人が死ぬ要因になってしまったかもしれないと思った」と書籍『芸人人語』(朝日新聞出版)の中で書かれていますよね。コロナについてどうやって伝えるか、この1年の中で変化はありましたか?

僕らがやってる番組と、その他の色々な番組と、それぞれ危機感の温度差があったと思うんだよね。どうしても俺から見ると、「そこまであおらなくても」っていう部分もちょっと感じていて、それはずっと変わらないね。
ただ、だからといって自分が「大丈夫です」とは言えないですよね。それが影響しちゃう場合もあるから。コロナを怖がっているメディアがあるからこそ、(感染が)ある程度で済んだっていう考え方もある。「恐怖心」を持たなきゃいけないんだろうけど、報道によってどれほどの人が、精神的に弱っているのかっていうのは見えないから。

――恐怖心をあおりすぎてもだめだし、無責任に「大丈夫」とも言えない、悩ましいですね…。

だから俺は、「テレビではなるべく前向きな雰囲気にしたいな」っていうのはいつも思っていますね。どこかに「希望」っていうか、「まぁなんとかなるでしょう」っていう雰囲気にしたいんですよ。

――コメディアンとしての「性(さが)」のようなものなのでしょうか?

テレビに出ている人間として、俺はどうしても笑いも交えながら伝えたい方だからね。本当は、「こんなの大丈夫」って言いたい人だから。
今、ちょうどNHKで『おちょやん』が放送されていますよね。実際に松竹新喜劇にいた女優さんの話で、戦時中に「芝居なんかやっている場合か」というシーンがありましたが、やっぱりコメディアンというのは、どんな状況であっても、「笑えるものを見せたい。笑わせたい」っていうのがあるんです。どこかで前向きというか、「大丈夫」と直接は言わないにしても、見ている人がそういう風に感じられるような要素は残しておきたいですね。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82269


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