大型クルーズ船「飛鳥2」の運航会社「郵政クルーズ」(横浜市西区)は30日、航行中の同船内の乗客1人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかったと発表した。
同社などによると、船は29日に横浜港を出港。乗船当日に乗客約300人全員にPCR検査を実施し、30日午後に60歳代男性の陽性を確認した。男性は客室で隔離療養されているが、軽症または無症状だという。
同船は6泊7日の日程で、青森県や北海道を巡る予定だったが横浜港に引き返している。船内のレストランなど各施設の営業も中止し、乗客は客室で待機しているという。乗客の下船をどうするかは、横浜市保健所などと調整しているという。
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