温室効果ガスの削減に向けた動きが世界的に加速する中、去年1年間に登録された電気自動車とプラグインハイブリッド車は前の年に比べ40%余り増えて過去最高になり、今後、さらに増えるという見通しをIEA=国際エネルギー機関がまとめました。
IEAが29日に発表した報告書によりますと、去年1年間に世界で新たに登録された電気自動車とプラグインハイブリッド車は前の年に比べて41%増え、およそ300万台と過去最高になりました。
増加をけん引しているのは、気候変動対策や景気刺激策として電気自動車の購入への補助などを行っているヨーロッパと中国で、新型コロナウイルスによる外出規制などの影響で自動車の販売が世界的に落ち込む中でも、ヨーロッパでは前の年の倍以上となる140万台、中国では120万台が新たに登録されたということです。
一方で、アメリカや日本では前の年を下回り、日本での新規登録数は2万9000台と、前の年より25%減ったということです。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210430/k10013005451000.html