松山の聖火リレー、愛媛知事が中止の方針 感染拡大受け
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛媛県の中村時広知事は12日、松山市内の公道で21日に予定されている東京五輪の聖火リレーを中止する考えを示した。14日に県実行委員会が正式に決め、大会組織委員会に申し入れる。
県内の聖火リレーは21、22日、全20市町を走ることになっている。松山市では21日、アテネ・北京五輪マラソンに出場した土佐礼子さん、平昌五輪スピードスケートに出場した郷亜里砂さんら27人が走る予定だった。同日夕に市内で予定されている聖火の到着式は行うが、一般客の観覧は取りやめるという。
松山市では3月下旬、繁華街の複数の飲食店で大規模なクラスター(感染者集団)が発生。県中部地域では、医療機関で中等症用にすぐ使える新型コロナ対応病床約60床のうち約8割が埋まるなど医療体制が切迫している。県は松山市民に21日まで不要不急の外出を自粛するよう求めている。
大会組織委員会の幹部は「愛媛県の意向は把握しているが、実施方法については引き続き検討している」と話した。(伊東邦昭)
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朝日新聞社 2021/04/12 18:00