2020年に新たに建設された超高層ビルの数が前年から2割以上も減少したことがわかった。国際非営利組織(NPO)高層ビル・都市居住協議会(CTBUH)のデータから明らかになった。
20年に世界で完成した高さ200メートル以上の高層ビルの総数は106棟で、19年の133棟から減少し、14年以降の最少記録だった。
CTBUHは年次報告書の中で、高層ビルの建設が減少した主な原因として新型コロナウイルスを挙げ、集団での作業が制限される中、世界中の高層ビル建設プロジェクトが「停止した」と述べている。CTBUHは、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)が直接の原因で遅延したプロジェクトは9件しか確認できなかったが、パンデミックの結果「困難に直面した」プロジェクトは他にも数多く存在すると推測した。
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https://www.cnn.co.jp/style/architecture/35167495.html