藤子・F・不二雄のSF（すこしふしぎ）短編の傑作のひとつ、「絶滅の島」が3月21日23時59分まで無料公開されている。
「ミノタウロスの皿」ほど有名ではないにせよ、この作品は人間存在とは何か、私たちが日々暮らしている中で何をしているのかをえぐり取る一編となっている。見てみよう。
このキャンペーンはドラえもん公式サイトが「STAY HOME特別企画」として期間限定で行っているもの。今回がひとまず最終回となる。
藤子・F・不二雄SF短編集に収録されている「絶滅の島」はドラえもんの「ハロー宇宙人」、21エモンの「宇宙パイロットへの道」と共に3月21日23時59分まで公開されている。
https://buzzap.jp/news/20210319-island-of-the-extinction/
あげ
今月頭に俺の好きな「カンビュセスの籤」の無料公開をソース元の同所でやってたので久しぶりに読んだわ
有名どころの「ミノタウロスの皿」といい今回無料公開の「絶滅の島」といい、藤子のF先生には絶対カニバリズム嗜好があるよね
ドラえもんや他商業連載作じゃそんなの絶対表に出せないから、鬱屈して溜まりに溜まったモノをSF短編でぶつけるからどれもヤバすぎるけど名作だわ
表に出すにせよ出さないにせよ
リアルに食うに困り命を絶たれる時代を背負った作家の筆は重いからな
それをカニバリズム思考と呼んでいいものかどうかもわからん
カニバリズムではないのでは？
人が動物に対して行っていることを他の存在が人を対象に行うさまを見せているんでしょ
カンビュセスは完全にカニバリズムだな
アレは剥き出しの狂気で他は少しオブラートに包んだという感じか
藤子不二雄だけじゃなく、トキワ荘の短編はどれも狂気が滲み出てるから健康な時しか読めない
当時の商業に載せられない本当に描きたいものが噴出したのが短編集というのは間違ってないと思う
食糧難を経験してる世代だから仕方ない
アンパンマンだってある種のカニバリズムとも取れるし
餓死しそうな程腹を減らせた事がない、ダイエットなんかが当たり前になる飽食の時代の我々がカニバリズムと決めつけるのも少し違う気はする