福島核災害を「美談」に仕立て上げた映画『Fukushima50』が描かなかったもの

（序文のみ）
吉田所長をヒーローにしてはいけない

　3月6日に封切られた映画『Fukushima50』は、大津波に襲われた福島第一原子力発電所の物語だ。津波が、地下に設置されていた非常用の電源を壊してしまう。そのため全ての計器は機能を失い、電動弁の開閉もできず、原子炉の制御は手探りとなった。
　そんな暴走する原発に残ったのは、50人の作業員。多くは地元の高校出身の福島の人たちだった。彼らは、家族や故郷を守るため、高い放射線量、爆発の危険性のある現場に、何度も突入を繰り返す。

　佐藤浩市（原発の当直長役）が、最前線の中央制御室で踏ん張る。渡辺謙（吉田昌郎・原発所長役）は、東電本店や官邸からの混乱した指示に、時には逆らいながら、人間味あふれるリーダーシップで現場をまとめる。ギャラの高そうなこの二人を中心に、感動てんこ盛りの救国ヒーロー映画に仕立てられている。糸井重里は、ツイッターで「約2時間ぼくは泣きっぱなしだった」と書いた 。

　しかし、東電福島原発事故は、そんなに単純な話なのだろうか。

福島核災害を「美談」に仕立て上げた映画『Fukushima50』が描かなかったもの | ハーバー・ビジネス・オンライン
https://hbol.jp/214557

>>1 Fukushima50に対する別の記事

地上波初放送　映画『Fukushima50』の事実歪曲とミスリード 門田隆将の原作よりひどい事故責任スリカエ、東電批判の甘さの理由｜LITERA／リテラ
https://lite-ra.com/2021/03/post-5822.html

ひどかったらしいな。あれ。

> 糸井重里は、ツイッターで「約2時間ぼくは泣きっぱなしだった」と書いた 。

糸井って本当におかしな人になってしまったんだなあ
人生の途中で何か変なものでも食ったのかな

邦画で実話風なら渡辺謙を出しときゃいいと思ってるふしがある
洋画におけるトムハンクスの扱いの如くと言えば聞こえだけはいいが………

実況スレが途中からネットサポーターズだらけになっててかなり引いた

こんなの製作して
実際の現場作業員たちに申し訳ないと思わないのかな

https://twitter.com/chounamoul/status/1370334027031277570
シュナ
@chounamoul

20時間
フクシマ50はほんとに酷い史実歪曲による東電賛美と菅直人への名誉棄損でできたプロパガンダ映画で、現場がベントに失敗したのが菅直人のせいとして描かれてんのよな。ご丁寧に菅直人だけ偽名にして「フィクションだから」と言い逃れられるようにした上で。
午後8:21 2021年3月12日 Twitter Web App

https://twitter.com/yuandundun/status/1370378241215582209
Sonota
@yuandundun

18時間
自衛隊ヘリが原発に水かけるシーン、fukushima50では「政権の無意味なパフォーマンス」扱いしてて今でもネトウヨがバカにしてるけど、最近のNHKのドキュメンタリーで「注水しても水蒸気爆発しないか確認するため」と判明。やっぱり何から何まで出鱈目な映画だわ。
午後11:16 2021年3月12日 Twitter Web App

プロモーションの段階から
いまの政治状態というか政権に都合よく製作された意図が見え透いていたし
従来の映画好きでわざわざ観にいったひとは少なくとも自分の知る限りいない

シンプルに映画を愛してきた人々ほど見え透いた謀りごとには敏感だと思うし
ディープに映画を愛している人々ほど映画そのものを侮辱するような製作者の媚びや逃げには厳しいと思う

こういう映画は「映画を愛する人」言い換えると映画館に娯楽を求めて行く人に向けて作ったものじゃなくて
テレビとか学校とかで洗脳のために上映してもらう用なんじゃないの
これがたとえ史実通りのあらすじだったとしても映画館に行ってわざわざ見たいと思わん

こんなあからさまな権力側による洗脳映画でなく
ごく当たり前に製作されたいつもの映画なら
フィクションかノンフィクションか
空想物語か実話ベースかを問わず
映画館に行って観たいと思う

まあこういう映画を観たとしても
本人が本当の意味で賢い人であれば
お上の思い通りに都合よく洗脳はされないだろうな
お上がいよいよ圧政的な手段でも用いるようになれば別だが

原作書いたのがあれだもの
まともな訳がない

原作・門田隆将って・・・