日本はミャンマー「外相」と呼称
軍政との関係重視、批判も
2021/3/9 19:32 (JST)
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クーデターでミャンマーの全権を掌握した国軍が任命したワナ・マウン・ルウィン氏について、日本外務省は9日「外相」と呼称すると明らかにした。日本は軍政と独自のパイプがあり、外務省は呼称維持の「必要性」があるとして関係を重視。ただ現地では、軍政を実質的に承認する姿勢だとして非難の声が上がっている。
在ミャンマー日本大使館は8日夜にフェイスブックで、丸山市郎大使が首都ネピドーで「ワナ・マウン・ルウィン外相」に対し、民間人への暴力の即時停止やアウン・サン・スー・チー氏らの解放を申し入れたとビルマ語、英語、日本語で表明。市民らからは、非難のコメントが多数寄せられた。
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