総務省接待問題 第三者機関で徹底解明を|【西日本新聞ニュース】
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(一部)
> 首相は問題が週刊文春で報じられた当初「自分と長男は完全に別人格」と語った。秋本氏は「東北出身者らの懇談」などと接待を否定し、放送事業に関する話はなかったと釈明した。総務省は調査中を理由に「利害関係」を認めようとせず、武田良太総務相は調査の終了前から「放送行政がゆがめられたことは全くない」と言い放った。
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> 文春が接待時の録音データを報じ、放送事業が話題になったことが判明すると一転、総務省は利害関係を認め、処分に先立ち秋本氏と湯本博信前官房審議官の更迭人事を発表した。こうした経緯からみても、調査はずさんかつ不誠実極まりない。
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> 首相は国会で接待について「自分は全く知らなかった」と弁明する一方、武田総務相の下でさらに調査を進める考えを示した。だが、それで国民が納得できるだろうか。重大な疑惑が発覚しても真摯(しんし)に受け止めず、身内の調査で取り繕って幕引きを図る-という図式は、一連の森友・加計(かけ)学園問題と重なる。