東京電力は18日、福島、宮城両県で最大震度6強を観測した地震の影響で、
福島第1原発の処理水や浄化途中の汚染水を入れているタンクのうち、
少なくとも20基前後の位置がずれていたと発表した。
ずれは最大5センチ程度とみられ、水漏れやタンクの損傷は確認されていない。
東電は地震発生翌日の14日午後1時ごろに最初のずれを確認したが
「水漏れや設備の損傷ではない」として即時に公表せず「情報が整理できた」として18日に発表した。
東電によると、ずれが起きたのは浄化途中の汚染水が入る十数基、
多核種除去設備(ALPS)で浄化後の処理水を保管する数基など。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/86810/