東京電力の柏崎刈羽原発で職員が別の職員のIDを使って中央制御室に侵入した問題で、
この問題が原子力規制庁内で止め置かれ、委員会にも報告されていなかったことが分かった。
関係者などによると、侵入があったのは去年9月20日で、東電は翌日、
規制庁に報告したものの、情報は今年1月まで更田豊志委員長ら委員に報告されていなかった。
規制委は侵入のあった3日後の9月23日に定例会を開き、
事業者が自ら守るべき安全上のルール「保安規定」を了承し、
柏崎刈羽7号機に関する審査が大筋で終了している。
規制委は8日に臨時規制委員会を開き、なぜ情報が上がらなかったかなど、この問題を検証する方針。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8bfdcaaa3b45f77e8004a678f239e9ed5854ff1