小倉智昭氏、与党2議員の銀座クラブ会食で古市憲寿氏が「信念があって行っているならいいな」のコメントに「クラブに行くのに信念もねぇだろう」
27日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・午前8時)で、自民党の松本純国対委員長代理と公明党の遠山清彦幹事長代理が今月、緊急事態宣言下で不要不急の外出自粛要請が出ている夜8時以降に東京・銀座のクラブなどを訪れていたことを報じた。
松本氏は週刊新潮、遠山氏は週刊文春がそれぞれ電子版で報じた。報道によると、松本氏は18日、3軒の飲食店を訪問。最後のクラブを出たのは午後11時すぎだった。松本氏と遠山氏は26日に事実を認め、松本氏は「行動が少し軽かった。誠に申し訳ない」と謝罪し、遠山氏もは「国民に心からおわび申し上げたい。切り上げて帰るべきだった」と陳謝した。
この問題に小倉智昭キャスターは「銀座のクラブって通常8時ぐらいからの営業なんですよ。今は、飲食は7時にお酒を出すのはやめてください、8時に営業をやめてくださいっていう状況なんで、銀座のクラブは休んでいるところが多いんだろうなって思ってたんですが、やっているところもあるんですね」とした上で「それを知っていて、国会議員がそういうお店の情報が分かっていてそこに行くっていうのは、古市君どう思う」とコメンテーターで社会学者の古市憲寿氏へ尋ねた。
これに古市氏は「もしも信念があって行っているなら、いいなって思ってて」と切り出すと小倉氏は「クラブに行くのに信念もねぇだろう」と突っ込んだ。
それでも古市氏は「信念があったら謝るべきじゃないし、このままだと銀座は大変なことになるから、緊急事態宣言は解除すべきだし、もっと経済を回していきましょうっていうことを我々は国にも訴えていきたいんだ、自民党を変えていきたいんだって、彼らが言っていたら筋が通っているじゃないですか。でも、そうじゃなくて謝ってるっていうのは、自分でも悪いなって思っていたわけですよね。それがすごい情けない」とコメントし「せっかく行くって決めたなら、経済回すっていう立場に立って活動していただきたかった」と指摘していた。
2021年1月27日 9時32分 報知新聞
https://hochi.news/articles/20210127-OHT1T50019.html