自民党岸田派(宏池会)の林芳正元文部科学相=参院山口選挙区=が青木幹雄元参院会長と面会し、次期衆院選で山口3区へのくら替え出馬の意欲を伝えていたことが7日、分かった。山口3区は二階派(志帥会)に所属する河村建夫元官房長官の地元。林氏が正式に出馬を表明すれば、調整は難航が必至だ。
林氏周辺によると、6日に都内の青木氏の事務所を訪れ、山口3区について「地元の期待もある。精進したい」などと伝えた。
年末には、かつて宏池会会長を務めた古賀誠元幹事長とも面会したという。青木、古賀両氏は議員を引退しているが、現在も政界に影響力を持っている。
https://www.sankei.com/politics/news/210107/plt2101070069-n1.html
https://www.sankei.com/images/news/210107/plt2101070069-p1.jpg