前段略
政権批判が強まれば、自民支持層からも「政権にお灸を据えたい」という批判票が増え、支持していない野党第1党の立憲に票が流れるわけだ。
「国民の多くは、菅首相ではコロナ対応は無理だと交代を望んでいる。そこで予算成立後、東京五輪の開催断念など大きな方針転換をした段階で菅首相が自ら退陣を表明する可能性は少なくない。
そうなれば自民党は総裁選を行ない、選挙の顔として新たな総理・総裁を選んだうえで総選挙に持ち込める。“菅隠し解散”です。自民党には最も負けを少なくできる方法で、いつ菅おろしが始まるか目を離せない」
いずれにせよ、菅政権の命運は尽きかけている。
https://www.news-postseven.com/archives/20210106_1624609.html