「ソウルやシンガポール、マレーシアでもDJで『真夜中のドア~stay with me』をかけると、イントロが流れた瞬間で歓声が上がるし、もはや“この曲はなんですか?”と聞かれることもない。それくらいみんなが知っていて、クラブに定着しているキラーチューンなんです」
プロデューサー/ミュージシャンとして日本と韓国を行き来し、クラブDJとして日本と韓国のシティ・ポップを中心にプレイする長谷川陽平氏は、アジア各国で目の当たりにした松原みき「真夜中のドア~stay with me」をそう語ってくれた。
近年、アジアやヨーロッパ、アメリカ西海岸を中心に盛り上がりを見せてきた日本のシティ・ポップ。70年代や80年代に海外に憧れ、都会的なライフスタイルを求めた若者たちの生活や趣味を背景としてさまざまな名曲が生まれた。山下達郎、竹内まりや、大貫妙子、角松敏生といったアーティストたちの名前やダンサブルな楽曲がいまや世界の音楽ファンの共通言語として語られるようになっている。
この“日本生まれの洋楽”ともいうべきシティ・ポップの名曲群のなかにあって、この秋に突然注目を集めて話題を呼んでいるのが、松原みきの「真夜中のドア~stay with me」だ。世界92か国のApple MusicのJ-Popランキング入りしたのをはじめ、Spotifyのグローバルバイラルチャートでは2位(2020年12月7日現在)、アメリカ、インドネシアなど26か国のローカルバイラルチャートにもランクインした。
以下ソース
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/95073/2