③コメディ全とした雰囲気がキツい
原作漫画はホラー、アクション、コメディ、学園ドラマ、お色気(←重要)の要素が上手く融合していました。
しかし、このドラマでは作品の8割くらいがコメディにシフトチェンジ。
そのギャグシーンがとにかくセンスがなく、大半が生徒たちがDQNすぎる態度を見せるというもの。キツすぎます。
妖怪バトルの脱力具合も相当なもの。2分に1回はツッコミどころがあるので、ある意味飽きませんでした。
原作漫画では本当にトラウマになるほどの怖いシーンがいくつもあったのだけど、このドラマでは恐怖シーンはほとんどありません。まあ別の意味でこのドラマはトラウマになりましたけど。
近年では「るろうに剣心」などの高いクオリティの作品があり、これまでダメと言われ続けていた”実写化作品”に新風を巻き起こしていました。
しかし、ここに来て「ガッチャマン」クラスに逆戻り。本当勘弁してください。
このドラマを観るくらいなら、原作漫画の続編「地獄先生ぬ べ NEO」を読むことをおすすめします。
(おわり)