①原作のキャラ崩壊
もともと放送前からキャスティングには批判が殺到していました。
この際、見た目が原作漫画とぜんぜん似ていないのは1万歩ゆずって許します(※小学生だった生徒が高校生になっているし)。
韓国人の知英(ジヨン)が抜擢されている大人の事情もべつにいいです(※十分激怒モンの大問題です)。
高橋英樹演じる霊能力者がコスプレおじさんにしか見えないのもたいした問題じゃありません(※発狂しそうなレベルで大問題です)。
しかし、このドラマでは原作のキャラクターに近づける努力が微塵も見られません。
あのキャラクターがこんなことを言うはずがない、こんな設定じゃなかったはず……そんな原作シカトっぷりは観ていて殺意が湧くレベルでした。
実写映画版「こち亀」みたいに「キャスティングはともかく話自体はおもしろい」ことも期待していましたが、ムダでした。
②流行っている要素を入れときゃいいと思いすぎ
本当にこの部分が最悪。本作には「アナと雪の女王」「妖怪ウォッチ」「AKB48」といった流行のものが唐突に登場します。
それらの要素が笑えるパロディになっているのならいいのですが、話へのねじ込みかたが強引すぎるし、そこには「おもしろいものを作ろう」ではなく、単に「流行っているから受けるだろー」という打算しか見えません。視聴者をバカにしているレベルです。