米空軍は16日、人工知能(AI)を軍用機の副操縦士として利用する初の飛行実験を行ったと発表した。米国や中国はAIの軍事利用が将来の戦争の勝敗を握るカギになるとみて開発を急いでいる。米空軍は「歴史的な飛行」と成果を強調した。
空軍によると、「ARTUμ」と呼ばれるAIアルゴリズムは15日、西部カリフォルニア州にあるビール空軍基地で、U2偵察機に副操縦士として「搭乗」。敵機の警戒に当たる操縦士とレーダーの情報を共有しつつ、これまで人間が行っていた敵のミサイル発射装置の探索などを担当した。
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