1台36万円でも100台が完売、“アップルの中枢を知る男”が立ち上げたコーヒー器具メーカー #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2020/12/14(月) 21:41:26.14 ID:a7GMR1fz

「この職場に来るのが、毎日楽しみなんですよ。大好きなんです、ここが」

ほとんど日本人と変わらない流ちょうな日本語で、ダグラス・ウェバーは言った。そこは福岡県糸島市の海沿いにある彼のオフィスで、時折、外から「コケコッコー」とにぎやかな鳴き声がする。ミニサッカーができそうな広々とした敷地のなかで、鶏が放し飼いされているのだ。

2年前に空き工場を買い取り、DIYしたというダイニングスペースは、サンフランシスコやニューヨークにあるリノベーションカフェのように洗練されている。一方、併設する工房には使い込まれた様子のさまざまな工作機械が置かれている。いわゆる、モノづくりの現場だ。

オフィスから裏山に入ると、徒歩2、3分で海に出る。オフィスからの道のほかにアクセスする方法がなく、一般の人は立ち入ることができないので、砂浜にはごみひとつなく、海水は透き通っている。暑い日はここで、家族や友人とともに海水浴を楽しむ。

ダグラスが糸島で「Weber Workshops」を立ち上げたのは、2014年。「無類のコーヒー好き」が高じて、コーヒー豆を挽くミルやカフェで使用される専門的な器具を開発してきた。ダグラスが生み出すプロダクトは、従来にない発想で課題を解決する機能を持つだけでなく、シンプルかつ繊細なデザインで機能美を感じさせる。それが世界で高く評価されて、世界各国から注文が入る。

ダグラスの美学は、2002年から12年間働いたアップルで培われた。彼はメガヒットした「iPod nano」の第1世代とその後継機のリードメカニカルエンジニアであり、「iPhone」にも、その名前がつく前から開発に携わっていた。

https://signal.diamond.jp/articles/-/439

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