蓮田院長によると、女性は「10月ごろには(おなかの中で赤ちゃんが)動いていたが、11月ごろに動かなくなった。便秘だと思って安心していた。12月にやっと生理が来たと思ったら大出血した」と話したという。蓮田院長は「赤ちゃんは子宮内で死亡したとみられる。身寄りもなく、生理が来たと思ったら赤ちゃんが出てきた。冷静には対応できない」と語った。
また、蓮田院長は「望まない妊娠をした女性は『妊娠をしていないはずだ』と自分に都合のいい解釈をして対応を先延ばしにすることがよくある」と指摘。妊娠や出産で悩みがあれば同病院に迷わず連絡するよう呼び掛けた。
女性への対応について、大井署の古畑雄二副署長は取材に「遺体は別の物と一緒にポリ袋に入れて放置されており、死体遺棄容疑が成立するのは明らかで、逮捕は妥当と考えている」と語った。【清水晃平、土江洋範】
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