「富裕国がワクチンを買い占めている」 人権団体などが警鐘
新型コロナウイルスのワクチンについて、富裕国が大部分を手に入れ、貧困国は接種の機会を失うことになると、人権団体などの連合体が警鐘を鳴らしている。
「民衆のワクチン連盟」(People's Vaccine Alliance)は、現状では経済力に劣る70近い国で、国民の1割ほどしかワクチン接種を受けられなくなるとしている。
イギリスのオックスフォード大学とアストラゼネカは、共同開発しているワクチンについて、64%を発展途上国に供給すると約束している。同連盟は、これを勘案しても、大きな格差が生じるとしている。
https://www.bbc.com/japanese/55242071
BBC 2020年12月9日