（要約）
・旭川市の旭川厚生病院に勤務する医師「通常業務は全くできず、医療崩壊、機能不全に陥っているのではないか」と深刻な医療体制の現状を語る
・旭川厚生病院では先月20日～21日にかけて患者と職員合わせて29人の感染が確認されて以降、急速に感染が拡大し感染者は230人を超える
・医師「特に看護師が疲弊していると思う。精神的に耐えられなくなって休んでいる看護師もいる。本当に使命感、自分がやらないとだめだという使命感だけでやっている。そういう状況の中で耐えられない人がいてもやむをえないと思う」とギリギリの状態を訴える
・院長「無症状の人が非常に多く、そうした人から次々と感染が広まったとみられる。無症状でもこれだけの感染力があり、ここまで拡大したことに驚きと怖さを感じる」と述べ、症状がある人への対応だけでは防ぎきれない実態を証言
・医療体制の逼迫に拍車をかける一因として看護師などが子どもを保育所に預けようとしても拒否され働けなくなってしまうケースも
旭川厚生病院の医師「通常業務全くできず 医療崩壊と思う」 | 新型コロナウイルス | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201208/k10012752741000.html