東京都では、保健所からPCR検査を求められて拒否した場合、罰則を科すことを盛り込んだ条例案の提出に向けて、協議が進んでいることが、FNNの取材でわかった。
関係者によると、東京都議会最大会派の都民ファーストの会が、新型コロナウイルスの新たな感染予防対策として、濃厚接触者などが保健所から検査を求められた場合、応じることを義務づける条例案を12月、都議会に提出する方向で調整が進められているという。
保健所が検査を求めても、数日間隔離されたり、仕事に支障を来すおそれがあるなどから、検査を受けない人がいて問題になっていることを受けたもので、条例案では、検査を求められた人が、2日以内に検査を受けなかった場合、罰則として、5万円以下の過料を科すとしている。
一方で、「東京都独自でやると、さまざまな弊害が生じるのでは」との声も上がっている。 https://www.fnn.jp/articles/-/109845