自民党の今井絵理子参院議員(37)が19日、国会内で行われた「超党派 格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟」(会長=自民党・馳浩衆院議員)の設立総会に参加した。
同議連は新型コロナウイルス禍の影響でプロレスや格闘技興行が厳しい状況に追い込まれる中、健全な興行や選手の安全を守る観点から超党派の国会議員が集まり設立された。
今井氏は同議連事務局長の須藤元気参院議員(42)をサポートする事務局次長に就任した。同議連に参加した理由を本紙にこう明かした。
「私、16歳から女子プロレスの大ファンで、勇気やパワーをもらいながら歩んできました。応援してお役に立ちたい思いで参加しています」
来月7日にはプロレス団体「HEAT UP」のプロテストに合格した今井氏の息子・今井礼夢(れいむ)選手がデビュー戦を迎える。
今井氏は総会の中でメジャーなプロレス・格闘技団体と違い、礼夢選手が所属する、地域に根ざしたプロレス団体が資金繰りの制度を知らなかったことを指摘し、経済産業省に対し、支援策をまとめた「プロレス窓口」の必要性を訴えた。
「小さなプロレス団体は資金繰り制度の詳しい中身を知らず、時間がかかったと聞きました。(補正予算から支援を受けられる中で)スピード感は大切なことです」
礼夢選手は馳氏の指導を受けてデビュー戦を迎える。会場で応援するのかの質問に、今井氏は「新型コロナの影響で試合が中止になるかもしれませんが、母として息子のプロレスデビュー戦を応援しています。(当日は)国会の仕事が優先なので、まだわかりませんが」と答えた。
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