「浜中養殖うに」全国へ ブランド名統一 ルパンもPR
【浜中】釧路管内浜中町などでつくる協議会は、コンブだけで育てた最高級養殖エゾバフンウニPRのため、ブランド名を「浜中養殖うに」に統一し、今月からこの名称で全国に向けて出荷を始めた。
町内の加工会社向けに町出身の漫画家モンキー・パンチさん(故人)原作の人気アニメ「ルパン三世」をあしらったシールも作製。根強い「ルパン」人気もPRに活用する考えだ。
ウニの養殖は1992年、町内の散布(ちりっぷ)漁協所属のコンブ漁師が副業で始め国内初の技術を確立。浜中漁協にも普及し、2019年度には両漁協の78戸が計73トンを出荷した。
浜値は1キロ5千~6千円と天然ものに比べて2倍近く高いが、身入りが均一で甘みがあり、首都圏の高級すし店を中心に需要がある。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/481847