高級公用車 長野県は売却へ
長野県は、公用車として使用している高級車「センチュリー」を来年2月に売却することを決めました。
「センチュリー」をめぐっては、他県でリースの費用が高額なため批判が出ていました。
県が売却するのは知事部局で所有する高級車の「センチュリー」で、平成12年に1134万円で購入し、これまで各部局長の公用車の1つとして使用されていました。
「センチュリー」をめぐっては、兵庫県の井戸知事が乗る公用車として採用されリースの費用が高額になっているとして議会などから批判が出ていて、長野県に対しても、使用する理由などを尋ねる問い合わせが数件寄せられていたということです。
また、県が所有する「センチュリー」はほかの公用車に比べて使用頻度が低く、購入から20年経っているうえ、来月で車検を迎えることもあり手放すことを決めたということです。
県では来年2月にインターネット上のオークションサイトに出品することにしています。
阿部知事は「長野県でも所有していることが報道され、県民からも問い合わせがあった。使用頻度が低く、機能重視で考えることが大切なので総合的に判断した」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20201110/1010015844.html