混迷を極める米大統領に世界中の注目が集まっているが、もう1つの大国ロシアでも異常事態が進行していることが英大衆紙「The Sun」の独占スクープで明らかになった。
同紙によると、プーチン氏が来年早々に大統領を辞任する見込みだというのだ。今年7月の改憲投票で2036年まで大統領を継続することが可能になったプーチン氏、ゆくゆくは終身大統領として、その命が尽きるまで大統領職にあると考えられてきたが、一体なにが起こったのか?
元モスクワ国立国際関係大学教授のワレリー・ソロヴェイ博士が「The Sun」に語ったところによると、プーチン氏がパーキンソン病の徴候を見せていることは、オリンピック金メダリストの元体操選手であるプーチン氏の愛人アリーナ・カバエワや娘のマリアやカテリーナも承知しており、大統領を辞任するよう説得しているというのだ。
「プーチン氏にとって家族は大きな影響力を持っています。彼は来年1月に権力の移譲を公表するつもりです」(ソロヴェイ教授)
教授によると、来年1月の権力移行を見据えて、近いうちにプーチン氏は後継者となる人物を新首相に任命するとのことだ。実際に辞任に向けた動きはすでにあり、2日付の「The Sun」は、プーチン氏は終身大統領ではなく、終身議員になるための新法案の可決を急いでいると報じている。
気になるプーチン氏の健康状態であるが、最近の映像では、プーチン氏の足は意思に反して常に動いているように見え、椅子に座ってもひじ掛けを握りしめて痛みに苦しんでいる様子であり、ペンを握りしめる指にも痙攣が見られたという。
乗馬、狩猟、射撃、水泳、柔道、アイスホッケーと、いつまでも若々しいタフな男のイメージを振りまいてきたプーチン氏も寄る年波と病気には勝てなかったのだろうか……。
現時点で真相は分からないが、来年早々ビッグニュースがロシアから舞い込んでくるかもしれない。
アメリカ大統領選の結果も含め、今後ますます世界情勢から目が離せなくなりそうだ。
https://tocana.jp/2020/11/post_182433_entry.html