ネット掲示板に爆破予告 阪大院生逮捕
大阪大学の大学院生の男が、大学などに爆破予告をした疑いで逮捕された事件で、男が関与した可能性がある複数の爆破予告が、匿名化ソフト「Tor(トーア)」を経由して投稿されたとみられることがわかった。
大阪大学大学院生の福山紘基容疑者(22)は2020年7月、架空の団体を名乗り、インターネットの掲示板に高知大学と高知県立大学を名指しして爆破予告を書き込み、業務を妨害した疑いが持たれていて、容疑を否認しているという。
警視庁のその後の調べで、福山容疑者は企業や大学など、複数の爆破予告に関与した可能性があり、いずれも発信元などが匿名化できるソフト「Tor」が使われ投稿されたとみられることが新たにわかった。
「Tor」が使われた爆破予告での検挙は、警視庁で初めてという。
https://www.fnn.jp/articles/-/103851