今後、共和党は郵便投票をめぐり訴訟を起こす構えを見せている。 共和党全国委員会は薄氷の差となりそうな激戦州で大規模な訴訟を準備。 ボランティアの弁護士や複数のローファームとチームを組むとしている。 一方民主党も法廷闘争に備えて法の専門家を集めている。
既に選挙後の訴訟も起き始めた。 フィラデルフィア近郊にある民主党寄りのモンゴメリー郡では、共和党員が1200票の不在者投票について訴訟を起こした。 4日朝にも審理が開かれる。
集計を監視していた共和党員は、同郡が郵便投票の処理を始めるのが早すぎたと主張。 また、二重の封筒になっていないといった本来は捨てられるべき票について投票者に修正の機会を不正に与えたのを目撃したなどと訴えている。
同州では連邦下院議員らも同日、州務長官を相手取り、投票が認められない不在者投票の希望者に不法に票を送付したとして訴訟を起こしている。