豚解体か4人逮捕 部屋に大量の肉塊 群馬
北関東を中心に相次ぐ家畜や果実の盗難事件に関連し、群馬県警は28日までに、ベトナム国籍の外国人技能実習生の男4人をと畜場法違反容疑で逮捕した。うち1人が今月上旬に同県太田市の畑からウリを盗んだ窃盗容疑で農家に現行犯逮捕され、居住する市内のアパートから大量の豚肉塊が見つかり、豚を解体していたことを認めた。県警は、一連の農畜産物窃盗事件に関与したとみて、豚の入手先を調べている。
県警生活環境課によると、4人は県警が26日に入管難民法違反(不法滞在など)の疑いで逮捕したベトナム国籍の13人とは別だ。13人が共同生活をしていた貸家からは動物の肉塊や首のない鶏30羽も見つかっており、農畜産物盗難の捜査過程で県警が逮捕したベトナム人は合わせて17人となった。
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