参議院議員の河井案里被告の裁判で、インターネットコンサルタント業者の調書が読み上げられ、夫の克行被告から「まずいものを消したい」と、パソコンデータの削除を依頼されていたことがわかりました。
河井案里被告（４７）の１９日の裁判では、インターネットコンサルタント業者の供述調書が読み上げられました。調書によりますと、コンサルタント業者は選挙違反疑惑が報じられた後の去年１１月、克行被告から「流出したらまずいものを消したい」とパソコンデータの削除を依頼され、議員宿舎や議員会館などを訪れてデータを削除したということです。
また、広島の選挙区では、同じ自民党から溝手前参議院議員が出馬し票を競い合っていましたが、業者は架空の人物を装って溝手氏の印象が悪くなるような記事をブログに投稿していたということです。
克行被告がデータ削除依頼「まずいもの消したい」 コンサル業者の調書｜TBS NEWS
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4105523.html