外国人旅行者について、菅官房長官は政府の会議で、地方への誘客に取り組むことなどを通じて年内に4000万人に増やす目標を達成したいという考えを重ねて示しました。
総理大臣官邸で開かれた政府の「観光戦略実行推進会議」で、菅官房長官は、外国人旅行者について「世界の旅行需要を日本に一層取り込むため、地方への誘客に取り組むことが必要だ。
地方の外国人宿泊客は、この6年間で4.5倍に増加する一方、北海道、沖縄など地方の上位10道県で6割以上を占めており、それ以外の地域で拡大余地はまだまだ大きい」と述べました。
そして外国人向けの宿泊施設の整備など、各地の取り組みに触れたうえで、「地域で努力している人たちを国がしっかり支援し、目標を達成する」と述べ、年内に外国人旅行者を4000万人に増やすとする政府の目標を達成したいという考えを重ねて示しました。
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/28793.html