気象庁は10日、南米ペルー沖で海面水温が低く、世界的な異常気象の原因となる「ラニーニャ現象」が発生したとみられると発表した。冬にかけて続く可能性が高い。
気象庁は、ラニーニャ現象の影響も加味し、9~10月は全国的に気温が高くなるとみている。冬は統計上、東・西日本を中心に比較的低温になりやすいという。
ペルー沖の監視海域では8月の平均海面水温が基準値よりも0.6度低かった。太平洋赤道域の海面水温は東部から中部で平年より低く、西部で高かった。
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