元教師らわいせつ 12人被害か
大阪市内の公立中学校の教師だった男ら2人が、SNSで誘い出した若い男性に睡眠薬を飲み物に混ぜて抵抗できない状態にしてわいせつな行為をしたとして逮捕されました。
警察が確認した被害者は12人にのぼるということです。
逮捕されたのは、大阪市内の公立中学校の教師だった北條隆弘容疑者(42)と、知り合いで元会社員の矢上大助容疑者(44)です。
警察によりますと、2人はSNSで知り合った20代の男性を「学校の教材に使うスーツ姿の人物の写真を撮りたいのでモデルになってほしい」などといって自宅やホテルに誘い出したうえ飲み物に睡眠薬をまぜて抵抗できない状態にし、わいせつな行為をしたとして準強制わいせつの疑いが持たれています。
北條容疑者の自宅からはわいせつ行為を記録したSDカードが見つかり、現職の教師だった去年3月までの2年間に、あわせて12人の被害者が確認されたということで、警察は3日までに捜査結果をまとめて検察に送りました。
警察は2人の認否を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200903/2000034516.html