群馬県内で7月上旬から8月にかけ、少なくとも7回にわたり、飼育されている豚約670頭が盗まれていたことが24日、県警への取材で分かった。被害にあったのは前橋市や太田市、伊勢崎市の養豚場など。県警によると、主に子豚が狙われていて、被害総額は約2千万円に上るとみて窃盗容疑で捜査している。
JA前橋市によると、前橋市内の養豚場5カ所で、7月上旬から今月中旬に飼育されている豚計約180頭が盗まれた。被害に遭ったのはいずれもユニット型と呼ばれる簡易型の豚舎で、人がいない夜間に盗まれたとみられる。
また栃木県では6月から8月にかけ、子牛が盗まれる被害が3件相次いだ。
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