プーチン大統領の宿敵 意識不明の重体
20日 18時52分
プーチン政権を強く批判するロシアの野党勢力の指導者が意識を失い、病院に搬送されました。毒を盛られた可能性が指摘されています。
ロシアメディアによりますと、ロシアの野党勢力の指導者のアレクセイ・ナワリヌイ氏が20日、シベリアからモスクワへ飛行中の機内で意識を失ったということです。機体は緊急着陸し、ナワリヌイ氏は病院に搬送されました。
ナワリヌイ氏の広報担当者は、ナワリヌイ氏が「フライト前に空港で飲んだ紅茶に毒を盛られた可能性がある」と話しています。病院側は会見で、ナワリヌイ氏は人工呼吸器をつけていて「重い症状だ」と説明したものの、毒によるものかどうかは、「詳しくは話せない」としています。
ナワリヌイ氏は政権の汚職を追及し、何度も拘束されるなど、プーチン大統領の宿敵とされています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4057995.html