(早紀さん=仮名・21歳・女子大生)
ボーイフレンドの浜田クンは、とてもシャイで優柔不断。昨日もカフェに入ったら、どのコーヒーにするか10分以上も迷っていたんです。私は我慢の限界に達し、「アイスティー2つお願いします」と、彼の分まで注文を決めました。
「この程度も決断できないんじゃ、モテないよ」
私は、とても不愉快な気分になり、早々と席を立って歩き始めました。
「待って、お願い。謝るから…。ごめんなさい」
「男が簡単に謝ったらダメ。そこも好きじゃない」
ここで彼は、急に過呼吸になってしゃがみ込んだので、さすがに心配になって「大丈夫なの?」と声をかけました。
すると、表情はまったく別人のように険しく、しかも立ち上がったら背筋がピーンと伸びて、自信満々の態度に変わっていたんです。浜田クンは私の手を引っ張ってどんどん歩き、ラブホテル街へ向かいました。
「お前が男以上に強い性欲を持っているのを知っているぞ。ハメ倒してやる」
部屋に入ると、折れるほどの勢いで抱きしめるけど、キスだけはとても優しく繊細。こんな強弱をつけられて濡れないはずもなく…。
ビチョビチョになっている下着をスカートごと剥ぎ取られ、拒否もできず四つん這いにさせられます。それから大きくて熱を帯びたペニスが、一気に私を貫きました。
「やぁ~っ、ダメよ」
「じゃあイクな。勝手に果てたら拷問するぞ」
ところが、そう言われたら余計に快感が高まり、自然にお尻が卑猥な動きをして「ああっ、イク~!」と叫び、昇天しました。
しかし休む間もなく、たこ焼きみたいにひっくり返されて、今度は正常位で乳首を甘噛みされながら心地よさは頂点へ…。
「もう無理。本当に許して」
何度頼んでも騎乗位で動くことを要求され、倒れそうになりながら6度イッたのまでは覚えています。満足しきって彼の胸に顔を埋め、手のひらを返したように甘えました。
「学くんって絶倫なのね」
「俺は別人格の弘だ。学が困った時、助けるために出てくるのさ。学をいじめたら、俺が許さないからな」
なんと、彼が多重人格だったなんて…。役目を終えた弘は従来の学と入れ替わり、「僕、なんでここにいるんだろう?」と、涙目でオロオロしていました。
(書き手・
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