新型コロナウイルスに感染し、退院後も呼吸器疾患を含む「後遺症」が続くとの報告が世界中で相次いでいる。倦怠感や息苦しさのほか関節痛が数週間残る人もおり、感染者の約1割は症状が長引いているとの調査もある。陰性に転じた後、長期間職場に復帰できない人も多く、日本の厚生労働省も今月から研究を本格化させる。
「かなりの感染者が数週間にわたり生活に支障が出る感染後症候群になっているのは疑いようがない」。ファウチ米国立アレルギー感染症研究所長は7月上旬の記者会見で症状の長期化、深刻化が見られると指摘した。
訴えが多いのは倦怠感、息苦しさ、関節痛、胸の痛みのほか、せきや嗅覚障害。集中力や記憶力の低下なども報告されているが、頻度や持続期間など不明点はまだ多い。
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