大阪市住吉区で、集合住宅のゴミ置き場に設置されている水道から水道水を盗んだ現行犯で、男女2人が逮捕されました。
窃盗の現行犯で逮捕されたのは、大阪市住吉区に住む無職の55歳の女と78歳の男です。
警察によると、2人は8月11日午前6時半ごろ、住吉区にある集合住宅のごみ置き場に設置された水道から、水1リットルをペットボトルに入れて盗んだということです。
水を勝手にとっているという情報提供を受けて、警戒中だった警察官が2人を発見しました。
警察の調べに対し、女は容疑を否認していますが、男は「ネコのエサやりの掃除のため水をとった」と容疑を認めています。
逮捕された2人はハトやカラスにもエサを与えていたということです。
現場周辺では、数年前からハトやカラスがエサを与えられて集まっていて、大量の糞などに対して住民から苦情が相次いでいました。
2019年12月、大阪市はハトやカラスなどの動物に餌やりをした場合、残ったエサやフンなどの掃除を義務づける条例を施行していて、違反者には5万円以下の過料を定めています。
松井市長は、条例のほか動物愛護法も適用し「毅然として対応していく」として、引き続きエサをやるグループに対して指導していくと話しています。
https://www.ktv.jp/news/articles/95840ca2_5395_426a_b6ff_69c359b43dc3.html