「Yahoo! JAPAN ID」のシステムに不具合が発生し、一部ユーザーのIDに登録された氏名や住所などの個人情報が、最大約39万件の他のIDに上書きされた。
[山口恵祐,ITmedia]
ヤフーは8月6日、「Yahoo! JAPAN ID」のシステムに不具合が発生し、一部ユーザーのIDに登録された氏名や住所などの個人情報が、最大約39万件の他のIDに上書きされたと発表した。誤って反映された情報は既に削除したという。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/2008/06/ky5622_-01.jpg
4日午後8時にユーザーからの問い合わせで発覚した。他人のIDに誤って上書きされた情報は、Yahoo! JAPAN IDに登録された氏名(読み仮名を含む)、自宅および勤務先または学校の住所、電話番号、ファクス番号、緊急連絡先(電話番号)、勤務先または学校名。
メールアドレスとクレジットカード情報、金融機関の口座情報は含まれていないという。
個人情報漏えいの経緯は次の通り。7月29日午後2時6分から8月4日午後11時50分までの間に、IDに登録された個人情報を編集しようとした一部のユーザーにおいて、修正内容が自身のIDに反映されず、他のIDに反映される不具合が発生。誤って情報を上書きされたユーザーが他人の個人情報を見たり、通販で注文した商品やサービスが他人に届いたりした可能性がある。
以下ソース
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2008/06/news157.html
2020年08月06日 20時54分 公開