アメリカで手の消毒液を飲んで4人が死亡し、政府の保健機関が注意を呼び掛けています。
アメリカのCDC(疾病対策センター)は今年5月から6月までの2カ月間に、ハンドサニタイザーと呼ばれる手の消毒液を飲んで15人が病院に搬送され、そのうち4人が死亡したと公表しました。
成分にメチルアルコールが含まれていたことが原因で、アルコール依存症でアルコールの摂取が目的だった人も数人いるということです。
CDCはアルコールを含むハンドサニタイザーは「絶対に飲まない」よう注意喚起しています。アメリカではメチルアルコールを含むハンドサニタイザーの使用は許可されていないものの輸入物が一部で出回っていて、当局が回収を進めるとともに使用しないよう呼び掛けています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000190342.html