ニコンは6日、未定としていた2021年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が500億円の赤字(前期は76億円の黒字)になりそうだと発表した。通期の赤字額としては過去最大。新型コロナウイルスで主力のカメラ販売が大きく落ち込む。半導体向け製造装置も渡航制限の影響で4~6月に搬入や据え付けができなかった。
売上高は前期比29%減の4200億円、営業損益は750億円の赤字(前期は67億円の黒字)を見込む。
同日、発表した4~6月期の最終損益は135億円の赤字(前年同期は82億円の黒字)だった。売上高は55%減の647億円だった。
ニコン、最終赤字500億円に 21年3月期、過去最大
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62365130W0A800C2I00000/
2020/8/6 15:41 (2020/8/6 18:55更新)