業界の「救世主」、それとも感染加速の火種? 22日から始まる政府の観光支援事業「Go To トラベル」。
行楽地では、多くの旅行客が訪れることへの期待と不安が交錯する。
東京除外、キャンセル料補償と揺れ続ける政府方針を受け、対応に追われるホテルマンには早くも疲れの色が見られた。
首都圏からのアクセスが良く、若者や家族連れでにぎわう熱海温泉(静岡県)。JR熱海駅近くにある干物店の後藤魁子さん(73)は「観光客が来てくれるのはありがたいが、これだけ感染者が増えていると不安も大きい」と明かす。
道路に面した店先で商品を並べて販売しており、換気は問題はないが、接客にはマスクを欠かさない。「こういう商売だし、危険はつきもの。とにかく人との接触に気を付けるしかない」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/43879/